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タイトルに

悩む話ではあるけれど、
夜しか開けない花屋があって、
その花屋の店先で、女性が真剣に花を選んでいる姿を見て、
綺麗だなぁと思ったりして、何だか青春な夜があった。

で、全く関係ないのだけれど、
近所の駅前には市場があり、
ずーっと「いらっしゃいませお買い得」と連呼して、
「お買い得」の「とく」が「かぁ」になっていて、
女将さんにいつも叱られているオヤジの八百屋や、
ずーっと「ご利用ご利用」と連呼する若い兄ちゃんがいるやはり八百屋があり、
今時信じられない安さでメンチやコロッケを売る肉屋がありで、
こじんまりとした活気があるので、ぼけえと歩くととても楽しい。

その一帯を抜けて進むと、ビルの一階がもうひとつ市場の様になって、
アーケードとも違う、何とも言えない雰囲気の一角があった。
一番端にある魚屋おやじは、いつも閉店後に近所の野良猫に魚を分けに行くので、
そこの猫達は飼い猫より遙かに毛並みが良かった。

魚屋の横には客が三人も入れば満員になる蕎麦屋があって、
客間の三倍は広い調理場で、蕎麦の事しか知らなそうな、
眼鏡の兄ちゃんが黙って蕎麦を打っていて、客が来ると独り言の様に小さな声で、
この蕎麦はここが旨いと説明を始めるのだった。
言われた通りに頼むと確かに旨いので、
僕も時々行っては独り言を聞いていた。

その他にも、見たことがない程綺麗な色の黒豆を売る店や、
試食だけでも飯が三杯食えそうな漬け物を売る店もあった。

が、どうもビルの耐震強度が問題になったらしくて、
突然すっかり店がなくなり、降りたシャッターの前には、
閉店を報せる貼り紙と、備品を好きにもってけと書いた貼り紙があった。

初めはテーブルや椅子があり、煮物用の鍋があり、
ただただ切ない感じだったのが、日が経つにつれて、
ズボンのしわ伸ばしや、変梃なグラスが置かれ、
最後には更に変梃なぬいぐるみが置いてあって、
少し可笑しいだけに余計哀しかった。

街が小綺麗になるのは悪いことではないけど、
雑然とした中に、こっそり秩序がある感じも、
何というか大事にしなければいけない気がしている。

あのごちゃごちゃして、どうにも人の匂いが溢れる雰囲気は、
多分駅前から消えてしまって、もうきっと戻らないかも知れないと思う。

最後に言えば和室の和訳は、
気持ちは分かるけれど、何かが違う気がするのである。

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# by fullinuyamayuge | 2007-05-27 14:39

仕事でも

めったに行かない街があって、
目白もそのひとつである。

久方ぶりにお逢いした仕事相手は、
前にも増してシャッキリちゃっきりしていて、
思いの外スムーズに話も事も運んで、話していていても楽しくなった。

で、
たまにしか行かない目白駅であるから、
ここはひとつ駅前の喫煙所を使わない訳にはいかぬ。

と思って煙草を吸っていたら看板があった。
随分かかって読み終えてから横を見ると、
もうひとつ看板があった。

どうも幼稚園の子達も、お部屋の皆さんも、
随分とさぼっている模様だなぁと思いかけたけれど、
もしかすると裸の王様の如く、心清らかな人にだけ、
緑豊かな何かが見える事になっているのかも知れない。

そんな事があってから、
相手先のお宅に向かう途中、
コンクリの路に釘が打ち付けてあるのを見つけた。
ひびに打ち込んだのか、打ち込んだらひびが入ったのか、
人の心をこんな感じにする人がいるよなぁと、
関係ないことを考えた。

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# by fullinuyamayuge | 2007-05-23 14:37

久しぶりに

に時を忘れた。

とか言うと、大変に恰好をつけた言い方だけれど、
時間の経ちかたは不公平だなぁと思う事が本当に時々あって、
時が経つのを忘れて、完全に連続してしまった昨日と一昨日は、
初めて見る場所から朝日を眺めながら、特にそう感じた。

本当に久方ぶりな完徹明けの今日は、
正直に過ごしただけあって不思議な位とすっきりしていて、
色々と考えがまとまったりしたから、
やっぱりたまにはあんな夜も必要なのだなぁと思う。


久方ぶりと言えば、
久しぶりに休みだったある日、
あぁ、実感がこもっちゃってるなぁと思って、
しかも、想いが風の神様に通じちゃったのかなぁと思って、
急ぎ携帯で撮ったのが一枚目の写真。
今度、僕もこんな風に言ってみようと思う。

さて、
同じ場所から同じ方を眺めたって、
少し時間が経てば、全く違うモノが見えるのに、
久方ぶりに逢って、その間にそれこそ色んなモノを見て、
色んな経験をした筈なのに、そんな所を感じさせず、
久しぶりな感じをさせない人は、何というかとてもとても、
素敵だなと思っている。

一昨日、そんな人に逢って、
自分もしっかりしなきゃなぁと思って、
これも久方ぶりの日記で、そんな事を書いている。

脈絡はないけれど、
一昨日の昼間はマイミク・マスタさんの作品展に行った。
彼女の写真は、何でかとても柔らかいのに、
芯がハッキリしている。

で、ご一緒した4/29の現場でも、素敵な写真を撮って頂いた。
その写真達が幾つかアップされたので、
これもまた久方ぶりにご紹介させて頂きます。

ココ


本格的に脈絡がないけれど、
今日はこんな感じで終了させて頂きます。

今度は少しためになる事を書こう。
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# by fullinuyamayuge | 2007-05-21 14:33

若い頃は

楽に乗れたのになぁと、
溜め息混じりで呟いたのを聞いて、
こちらも溜め息まじりでこけた。

自転車の後部に付いた子供椅子、
正式な名前は知らないけれど、その椅子に、
小学生の女の子がランドセルを背負って乗り込み、
何やらショックを受けたらしい。
母親は「歳なのよ」とそのまま返して笑っていて、
真の親子会話を教えられた気がする昼下がりであった。

で、今日も長い文になって、
長い分深みが全くない話ではあるけれど、
親子と言えば、最近気になる親子がいる。

仕事場に向かう世田谷線の車窓、
若林に着く直前の左窓。
以前からホルスタインみたいな模様の猫が、
いつもアパートの屋根で寝ていた。
通る度に見かけるので、勝手に「牛」と名付けていた。

が、ある日からパッタリと牛の姿が見えなくなり、
大変気になっていた。

少し経って、あぁ今日も牛がいないと思いながら、
何気なく下を見ると、民家の縁側に置かれた段ボールに、
牛と、そっくり同じ模様のチビが三匹の大小計四匹が、
みっちり詰まって寝ていた。

牛は母牛になった模様で、
毎日ひっくり返ってお乳を飲ませている。
子牛達は日に日に大きくなって、
わっちょわっちょとじゃれている。

そうなると益々気になって、
若林に着く前になるとソワソワして、
いつも牛一家を眺めている。

雨の日などは電車に乗る前から気になって、、
家人が縁側の中に箱を入れ、
牛達が屋内に転がっているのを確認し、
一人で安心したりもしている。

4月の半ばから昨日くらいまではなかなか忙しく、
頭の中が回線と段取りと照明と、
それに立ち位置や撮影なんかで溢れそうだったり、
どうしても行きたかった28日のある場所に行けず、
むーと思ったり、作りたい書類が作れずうぇーと思ったり、
そんな日々を過ごしていたけれど、若林の直前の数秒間のお陰で、
少しだけ救われていた。

と言うか、これからも若林に着く前には、
ソワソワすると思われる。


で、4月29日はあっちの名前で失礼ながら、
iwataxさんにも、マスタさんにも、鋼の魂さんにも、
将軍様の下僕さんにも、民蔵さんにも、小木ちゃんにも、蒼ちゃんにも、
その他多くの方にお世話になったり、お手間をかけたりして、
お陰様で何とか、大現場を乗り切る事が出来た。
本当にありがとうございました。

そして5月2日は、UNO☆1さんにもジュンさんにも、
小木ちゃんにも、こちらも多くの方の力を借りて、
サプライズ三回回しを乗り切れた。
こちらもありがとうございますとおめでとうございます。

と、長々書いて、
本題は写真の解説なのである。

一枚目の写真は、黄金週間の初日、
鋼の魂さんからファイルが届き、
あぁ仕事をしてる仲間が居ると思いながら解凍してたら出た。
待ち時間が20億時間もあるというので、
どうやって過ごそうかと思ったら、意外と早かった。

二枚目の写真は、少し前の事、
ぼけえと歩いていたら、何となく実感のこもったものを見つけた。
「文」の字のせいで先生かと思いかけたけど、
課長さんが部長さんの悪口を書いたのかも知れない。

三枚目は容量不足と出たのでやめにした。


最後になってしまったけれど、
29日は、本当に皆様お疲れ様でした。

その模様を捉えたマスタさんの写真も、
将軍様の下僕さんの文章も、
やっぱりとても素晴らしく、
ご承諾を頂いたらご紹介させて頂きます。

そしてそして、
黄金週間の間だけで考えても、
各地を飛び回っているあの方、
煮え煮えの愚痴を聞いて下さったこの方、
励まして頂いて本当にありがとうございました。

更に更に更に、
久々に書いてる分だけ本当に長いこの文面。

最後までお読み頂きまして、
誠にありがとうございます。

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# by fullinuyamayuge | 2007-05-06 14:32

出遅れた

話ではあるけれど、
驚いた事に、最近は仮面ライダーも電車で登場するそうだ。
そうなると「ライダー」ではないのでは?
などと考えているけれど、「仮面ドライバー」だと、
やはり各方面に問題が出てくるのかも知れない。
しかし、そんな話はあまり大事ではない。

ちょっと違うけど、子供時分は戦隊もの真っ盛りな時代で、
ゴレンジャーは言うに及ばず、サンバルカンだの、
バトルフィーバーだのは、未だに主題歌まで覚えている。

で、海自の隊員募集にも戦隊ものが登場するらしく、
その名も「ゴエーカーン」だそうで、語源は何かと考え、
護衛艦な訳ねと気付いても、寂寞とした感が残るだけであるが、
これもあまり大事な話ではない。


毎回日記を書く時には、いろんな検索に、
なるべくひっかからない言葉を選ぶようになってるけれど、
今書こうと思っている単語を表現するには、
3/21号「Newsweek」の記事に力を借りねばならない。
長くなるけれど引用すると。

『「アニメなどのキャラクターを、恋をするようにこよなく愛する」
こと。「恋愛対象をマンガやアニメの登場人物に求め、
平面で表現されたキャラクターを3次元の世界に引き出そうとする」
こと』

と、分かった様な分からない話なのだけれど、
これすなわち「萌え」なんだそうである。

申し訳ないけれど、僕には共有できない上に、
出尽くし使われ尽くした感があるそんな単語より、
天才カラサワ氏が発案した『萎えキャラ』に、
みんなで「なえー、なえー」という方が、
どちらかと言えば楽しい気がする。

何故こんな事を書いているかと言えば、
一枚目の写真を見つけたからなのであるけれど、
これは昭和20年代前半の秋葉原だそうだ。
バーチャルなメイドさんがおかえりなさい旦那さまどころか、
リアルな復員姿の飼い主様が牛さんを牽いて闇市へな訳である。

しかし、こんなに長く書いていても本題ではない。

やっと本題であるけれど、
先週の事、都内は突然の暴風雨に見舞われて、
満開の桜も相当に散ってしまった。

その日、三茶の茶沢通りを歩いていると、
目の前で自転車が二台、バカスカ倒れた。

誰のだか知らないけれど、
車道に倒れているので危ないなあと思い、
しょうがねーなーと起こそうとしていたら、
更に5台くらい倒れた。
通りを行く人は、みんな横目で見ながら素通りしていく。

困っていると、パンツ見せたいのかという程ズボンを下げ、
ニット帽を目深にかぶり、鼻も耳もピアスだらけのお兄ちゃんが、
ヘッドホンを外しながら「やばいっすよねぇ」と言って近寄り、
一緒になって自転車を起こしてくれた。

ニッカボッカを履いて、茶髪に半キャップのメットを被って、
大改造した原付バイクに乗った作業員の兄ちゃんが、
車道に転がった自転車の部品を拾って渡してくれた。

僕は、素通りして行った大変暖かい人達の中に、
某番組で世直しだなんだと、大変ありがたい言葉を吐いている、
とある大先生を見出していたけれど、それは見なかった事にする。

鼻ピアスとニッカボッカと僕は、
取り敢えず目を合わせて笑って、
そのままそれぞれ別れたので、その後の事は分からない。

偉そうな事を言う気はないけれど、
画面の中から撒き散らされる美辞麗句などより、
お兄ちゃん達が無言で見せる姿の方が、
何千倍も確かなものに思えて、
ヒジョーに珍しく真面目な事を書いている。

29日の大仕事を控えて、
少しだけ忙しくなって来た。
覗いても書けないかもしれないから、
いや書くかも知れないけれど、
とにかく嬉しくなったので書いてみた。

写真の二枚目は、
終電に乗り損ね、メールで遊んで頂きながら、
歩いて帰った折りに見つけたのが、豪徳寺の夜桜。

もう散ってしまったけれど、
葉桜も悪くない気がする。
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# by fullinuyamayuge | 2007-04-11 14:27

何が


変わったかって、
世の中の眉毛処理ではないかと思う事がある。

先日、何気なく甲子園の映像を観て改めて、
何と言うか時代が変わったなぁと思った。

変わらないと言えば、呑み屋にいる親爺と猫の寝相だなともオモウ。

で、子供の頃、眉を剃っている人と言えば、
やくざ屋さんとか、つっぱりハイスクールロックンロールとか、
そんな感じだなぁと思っていた。

そんな先入観を作った時代の画像を発見したので、
今日はそれを貼ってみた。

気になるのは、我が家の次姉がこんな感じだった女子の、
安全ピン解説であって、母校の蟹番長がこんな感じだった男子の、
ゼントでなくてジェントな部分だったりするけれど、
とにかくご覧頂きたいと思う。

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ソニーミュージックアソシエイトの敏腕オーシオ社長。
ニーガタニッポーの熱血アベ記者。
キャストの名ライターササガワ氏。

僕と呑む時には、必ずお互いの眉毛を褒めあうこの方々は、
きっと同じ先入観で生きてきたのだと思いかけたけれど、
きっと違う。

そして偶然にも全員新潟出身の人達だと今気付いたけれど、
そうなってくると新潟の人は先入観が強いのかも知れぬと
思いかけたけれど、これもきっと違う。

しかも、本題はこんな話ではないのだけれど、
字数を沢山使ってしまった。

で、
先日の事、夜中に小木ちゃんの写真を観せてもらった。
学生最後の旅にパリを選んだ彼女の写真は、
どれも面白くて、やはり味があり、
楽しんで観ながら酒を飲んでいたら、
知らぬ間にだいぶ時間が経っていた。

彼女はどこの現場に連れて行っても、しなやかに対応して、
いつの間にか場の空気を作っていたのを思い出す。
そしてどこの現場でも、誰も彼女を学生だとは思わなかった。

去年の日記を見返してみたら、
彼女の模擬面接官をやったりしていて、
あれが一年前かと驚いた。


今月からの勤めに少しばかり戸惑いがある様子だけれど、
何の心配もない気がしているので踏ん張って頂きたい。


しかしこれで、勝手に三姉妹と呼んで、
密かに気にしていた、全員B型の娘さん達三人の、
末っ子までもが社会に出る。


早いなぁと思い、
あんまり遊んでられなくなるなぁとも思う。

そんな事を考えながらmixiを開いたら、
十数年前に唄が大好きな女子高生だったあの人は、
ママになって子育てに奮戦しながらコメントをくれ、

二十年位前、学校にもろくに行かず、
ただ力任せなドラムを叩いていた頃、
ヘッドを何度も張り替えさせてしまったり、
生まれて初めての録音をしてくれたあの人もいる。

数年前、お母さんが作ったご飯が大好きで、
外で食べるとお腹を痛くするかもと心配していた、
勝手な呼称では次女なあの人は、
各地を飛び回っていつつ足跡を残してくれる。

昨日などは、そうとも知らずにメッセージをくれた人が、
20数年ぶりに消息を知った小学校の同級生だった。


だんだん話の筋を見失いかけているけれど、
年々時間が早く経つ様になるなぁという事と、
毎度の事ながらしっかりしなきゃなぁという事と、
皆さん出会って頂いてありがとうという事と、
そんな感じではないかと思う。

またしても長々書いているけれど、
これは癖だし春だから致し方ないのである。

写真は小木ちゃんと呑んだ帰り道、
小菊橋の畔で撮った夜桜。

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# by fullinuyamayuge | 2007-04-02 14:26

マキシマム・

ザ・ホルモンのPVは、
どれも良くできてるなぁとつくづく思う。
レッチリとパルプを煮込んで味の素をかけた様な味で、
外連味たっぷりの詞曲と一緒に、
じっくり楽しんでしまった。

で、PVを観ながら、
知人と目黒の権之助坂を歩いていて、
「ホルモン番長」という看板を見つけ、
焼肉屋だぁと飛び込もうとしたら、
風俗店だった事を思い出したけれど、
全く関係がない。

それに、実家の近所にあった、
「ホールインワン」というハイセンスな
ラブホテルの名前も思い出したけれど、
それも関係ない。

何より、タミフルを服用中の小木ちゃんの回復を祈るけれど、
ついでに休肝期間を満喫して欲しい気もしている。
具合はどうなんだろう?早く治して下さい。


さて、
少し前の事、なつみかんさんから犬山は
「警戒心強いくせに人懐こい」性格だと言われて、
もの凄く巧い言い方だなぁと思って、膝を叩いた事がある。

金曜日にそんな人と会った話を書こうと思ったけれど、
今日は別な話にしようかと思い始めて、
全く前置きが長いのである。


別な金曜日の話。
我らが世田谷線の終電で帰ろうと、
西太子堂駅のホームにいたら、
「マジックハンド」と書かれた箱を見つけた。
注意書きに従いたいなぁと思っても、
それは無理な相談なので写真に撮った。
西太子堂をはじめ、世田谷線の多くの駅は、
偉大なるローカル駅なのである。


スタジオの方は、初日に7曲のベーシックが完。
明日というか今日で、9割方のベーシックが了。
中味は隙があるように見せて濃厚。
野口さん、iwataxさん達は、やはり凄いなと思う。
マスタさんの写真と併せ、
早く完パケのご報告をしたい。

写真は向きが変だけれど注意書き。
写真はそこで振り返った駅の様子。

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# by fullinuyamayuge | 2007-03-11 14:20

定義

と書いて「じょうぎ」とか「じょうげ」とか読む。

全く関係ないけれど、写真は新宿駅で見つけた看板。
手伝わなければならぬかと、一瞬義務感にかられたけれど、
見たところ誰も協力していない様なのでそのまま帰った。
日本語は大変に難しい。

それから、これも関係ないけれど、
マスタさんが30001アクセス目だった模様である。
ありがとうございます(?)


で、定義である。
山形に近い宮城の山奥に、突然「定義如来」ってのがあり、
ちょっとした観光地になっていて、何故か名物の油揚げを、
みんなして食べている。

源氏に敗れた平家の落人が開いたんだそうで、
何百年も前にこんなとこまで来るのは大変だったろうと思う。
そう言えば高校の同級生に、実家が定義の「平君」がいて、
無理すれば公家の顔に見えなくもなかった気がする。

で、そんな所を通り越して、
更に山奥山奥へと進むと「定義温泉」がある。
つげ義春氏の本にも出てくるけれど、
乱暴に言ってしまえば昔ながらの隔離施設で、
表向き治療施設だから一般客は入れない。
数キロ手前から、車の進入も禁止になっている。

小学生の頃、自転車で山道を何時間もかけて行ってみたら、
千と千尋の油屋そのままの、ある意味風情がありある意味恐い、
木造四階建てくらいの大きな建物が建っていた。
森を背にした建物の周辺は、真夏なのに何だか涼しく感じられ、
とてつもなく静かで、セミの声だけがジージー響いていた。
気付くと窓を半部だけ開けて、誰かがジーっと見ていて、
恐くなって全速力で逃げた。今思えば失礼な事をしたと思う。

その建物は今もそのままで、
訪れた人がブログに載せたりしていたのを見た。

さておき、
昔の定義名物は「定義まんじゅう」であった。
子供心に、「山寺まんじゅう」と味も見た目も同じだなぁと思い、
「面白山で売ってるまんじゅう」も真似してると思っていた。

少し大きくなって、製造元の漢字を読めるようになったら、
山形にある同じ会社が、地名毎にシールだけ貼り替えて、
それぞれの名物として売っているのが分かった。

で、何でこんな事を書いているかと言えば、
ライターの話なのである。

先日、新宿のライブへ行って、その後に深酒した帰り道、
小木ちゃんからパリ土産をもらった。
彼女は心得ていて、僕が何を喜ぶか分かっているので、
エッフェル塔が書かれたライターであった。
お陰で大変に盛り上がった。

で、
昨夜は久々の肉体労働で、色々抱っこして階段を何度も、
力一杯登り降りした後、半蔵門のお仕事へ。
筋肉痛のまま生放送をやってから三軒茶屋へ。
少年シノやUNO☆1さん民蔵さんらと合流してまた深酒。

飲みながら何気なくエッフェルライターの底を見たら、
メイドインホーランドと英語で書いてあって、
またまた盛り上がった。

オランダのパートのおばさんが作ったライターを、
エッフェル塔の麓売店のおばさんが小木ちゃんに販売して、
三軒茶屋でグダグダ飲んでいる我々が盛り上がっている。

きっと珍しくないんだろうけど、
面白い時代だなぁと思う。

実は明日からの某レコーディングでテンパッて、
ここに逃れているのも面白い時代なのであるなあと思う。
読みにくくてすみません。

シノついでにおめでとう。
何より小木ちゃんありがとう。

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# by fullinuyamayuge | 2007-03-08 14:19

少し前に、

大変お行儀の良いお兄ちゃんを見た。

その日の京王線は、
満員ではないけれど立つ人もいる状態。
そんな車内は乗車した時から何だかケチャップの匂い。

なんだろなぁと思ったら、大変身だしなみが良く、
お育ちも良さそうでぷっくりとして、
堪え性は全くなさそうでお友達が少なそうなお兄ちゃんが、
コンビニミートソース(大盛り)を立ったまま食べている。

えーと、と思いながら見ていたら、目が合ったまま食べている。
少しすると目を逸らして、他の客と目を合わせて食べている。
見られると喜ぶみたいだから、見るのをやめたけれど、
割り箸でずるずると食べているのが分かる。

笹塚に到着。
ここで新線に乗り換え。
ミートソースも乗り換え。

今度はホームにペタリと座り込み、
引き続きずるずると食べている。

座って食べるなんて、大変お行儀が良くて偉いなぁと思った。
けれどもう一度は逢いたくない。

そんな事より、
昨夜も新宿ですんごく良いステージを観て聴いた。
小木ちゃん間に合って良かったね。

その後は終電まで軽く一杯と、3時過ぎまで飲む。
お芝居の人が多い居酒屋に、悪い店はないなぁと、
新宿三丁目で思う。

徹底的にキチンと議論を挑んでくる小木ちゃんの、
何と言うかメキメキぶりが面白く頼もしく、
ちゃん松とキム億寸と民蔵さんと、徹底的に酔っぱらって、
何を話してもループしたけれど、とても楽しかった。
マスタさんと行く予定だったロケは、
あの嵐と一緒に吹っ飛び、安心して飲み過ぎた。

嵐だしと思って早く帰って来たのに、
今は大変綺麗なお月さんが出ている。

そう言えば昨日、嵐でテンションが上がって、
姉弟がランドセルをぶん投げ、幼稚園バッグをブン回して、
母の制止を振り切って、叫びながら踊っているのを見た。
一緒に踊りたいなぁと思ったけれど我慢した。

マスタさん、明日、あ、今日の撮影、何卒よろしくです。
僕は昼に引越、夜に半蔵門。
早く寝よう。

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# by fullinuyamayuge | 2007-03-06 14:15

そう言えば

今日は2・26だなぁと思う。
昭和11年の今日は大雪で、
兵士達は足を取られながら走ったそうだ。

71年後の今年、
東京は雪が降らずに3月を迎えそうなので、
何となく物足りなくなくもない。

さて、
番組の準備などで、古い、
それこそ昭和の11年頃から30年代までの新聞記事本や、
スクラップ帳などを見たりすると、記事の他にも、
広告がなかなか面白い。

椿油の広告や、歯磨き粉の広告、戦費用国債の広告に混じって、
薬瓶の写真と共に「謹製! 強力覚醒剤!!」
なんて書いてあるのがあって仰け反ったりする。
ノリとしては「ファイト一発!」と同じである。
ましてやタウリンを1万ミリグラム配合してもかなわぬ、
もの凄い効き目だったに違いない。

疲れ気味で仕事が捗らないなぁ、
母さんひとつ覚醒剤でも買って来るよ、
と、時のお父さん達はヒロポンを入手しに薬局へ走り、
余計に足を取られて帰って来たかも知れぬ。


「広告写真とは、我々に微笑みかける死体である」

との言葉を残したのは、一世を風靡した「あの頃」のベネトンで、
広告戦略を、一手に引き受けていたおっさん。
ボスニア紛争で戦死した若者の服の写真や、
黒人の乳母が白人の子に母乳を飲ませる写真など、
何かと物議をかもしそうなものを敢えて使い続けた人である。

別に尊敬もしないけれど、仕事をしていると、
何となくこの言葉を思い出したりする。

で、何でこんな事を書いているのかと言えば、
ベネトンともヒロポンとも全く関係なく、
大変小さいながら、大変気になる広告を発見したからなのである。


東松原のあの喫茶店は、
先日も変わらず旨いハヤシライスを食わせてくれたけれど、
テーブルや壁面のカラープリント広告が増えていて気になった。

そんな中、ハヤシライスを食べ終えて、
皿をよけたら僕のテーブルにも広告があった。

その日はカメラが無く、
携帯で撮ったから不鮮明ではあるけれど、
載っけてみたのでご覧頂きたい。

これを見て
「そうか、じゃあひとつ試してみようか」
とか、
「よーし、パパはこれにしよう」
とか、
「ママ私もこれにしたいわ」
とか、

僕としてはそんな会話は成立しない様な、そんな気がするけれど、
それは僕の感性が鈍いからなのかも知れぬ。

ベネトンのおっさんが言った通り、
確かに微笑みかけてはいるので、
大変気にはなるのである。

しかし21位とは如何なものだろう。

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# by fullinuyamayuge | 2007-02-26 14:14

微笑ましい惨事

に遭遇した。
11日の事である。

久々に長文である。

昨日の12日は、少し仕事場でごそごそした後、
本当に久しぶりに、ゆっくりと三茶の清水湯へ行って、
熱い湯に浸かって来た。

随分以前に日記で書いた通り、
やはりここの湯舟は男達の戦場であって、
今回はクリーニング屋のじじいと、造園屋のじじい。
それに何も知らずに参戦してしまった若者による、
三つ巴の戦いが熾烈を極めていた。

兎に角、清水湯の天井の高さ、この気持ち良さはどうだろう。
浴室でも脱衣所でも、ボケえと上を見ているだけで気が晴れてくる。

10年目に会社を辞めて、何するとは無しにここに通っていた頃、
やはりいつも天井を見上げていた事を思い出したりした。
その頃は、目線を降ろすと番台に先代の爺さんがいて、
西日を浴びて微動だにせず座っていたけれど、
今は息子さんと娘さんが交代で座る。

本年50歳になる音楽好きの息子さんは話好きでもあり、
いつ行っても「サッチモがさぁ」「ポリスがさぁ」
時として「ラウドネスのね」「マキオズが」
更には「エミネムってよぉ」等々、
各方面から話題を繰り出されるので油断が出来ない。
そればかりか、服を脱ぐのに時間がかかり、
今日も裸になるまで30分かかった。

Relax撮影時の話から、また撮影をという話になって、
休みの日、そして撮影後に呑みに行くという条件で、
あっと言う間に承諾を得た。
次回はどうしても、人の気配を感じて撮らねばならぬ気がする撮影。

なので30分もムダではなかった。
が、寒かった。

で、惨事の話は清水湯と関係がないのである。

11日は、まず三茶に行ってその後は高円寺へ。
最初の惨事は三茶で起きた。

世田谷線改札横の喫煙所、いつも一服しに行く場所。
そこにはお父さんが大好きな推定4歳の女の子と、
娘が可愛くて仕方がない様子の若いお父さん。

お父さんが煙草を吸う間、まとわりついて待っている。
時々走り出して跳ね回った後、また戻ってまつわりつく。
お父さんは足を踏まれても幸せそうにしている。

と、娘が「ママに電話する」と言い出した。
お父さんは微笑みながら「いーよぉ」と言って、
自身の携帯を差し出した。

娘はお父さんの携帯も大好きなのだ。
携帯を持ったままわーいと駆け出して、
ぴょんぴょんと飛び跳ねた。
誠に微笑ましいのである。

が、跳ねた拍子に携帯が宙を舞い、
娘の足下へ落下、バッテリーが蓋ごと吹っ飛んだ。
しかし、別にこれが惨事ではない。

携帯はそのまま、への字の状態で滑り続ける。
慌てて追いすがる娘。煙草をくわえて見つめる父親。
と、追いついた娘は、その小さな右足で携帯を踏みつけて、
ようやっと捕まえたと得意気な顔をした。

哀れ携帯電話はメシリと音を立て、
真っ二つに折れた上に、合計四つのプラスチックの塊となり、
液晶画面の枠が僕の足下まで飛んで来た。

流石にまずいと気付いた娘は、
作り笑顔で父親を見上げる。
僕が拾った液晶画面を受け取り、
娘の拾った元携帯電話を受け取ると、
父親は切ない笑顔で、
「ママに電話出来なくなっちゃったねぇ」
と言って娘を見下ろした。

そんな事があってから、高円寺へ。
吉祥寺から乗った電車。
阿佐ヶ谷を過ぎ、さぁ降りようかと思っていると、

「次は中野ぉ、中野です」のアナウンス。

あれれと思っていると、だめ押しで「中野です」。
俺は呆けていたのだなぁ、高円寺に気付かないなんてと、
すぐさま自分を疑っていると、

「失礼しました。次は阿佐ヶ谷ぁ、阿佐ヶ谷です」

ここまで来たら、車内に静かなざわめきが起きた。
最後尾に乗っていたので、車掌室を見ようとしたら、
他の客もみんな見てる。僕は少し自信を取り戻してみたりする。

電車が高円寺のホームに入り、スピードを落とし始めたら、

「失礼しましたぁ。高円寺ぃ、高円寺にぃ、着きました」

客がみんな笑っている。
降りながら見ると、
若い車掌は見た事ないくらい帽子を深く被って、
それでもホームを指差し確認していた。

高円寺に着いてからは、
筒井康隆氏の「急流」の如く、時計の針が急加速して、
気付けば深夜のガード下を歩きながら、
結婚10周年記念日のちゃん松夫妻、そしてその息子、
やっと歩ける様になったミニシゲヲ、ビューティーギターキム億寸、
突然呼び出されてしまったUNO☆1さん、
へべれけ過ぎる民蔵さんの後ろ姿を、
何枚も何枚も撮影していた。

関係ないけれど、
人を引き合わせるのは、自信があっても大変緊張するのである。

店を出るとき、ちゃん松がミニシゲヲを見事にひっくり返した。
頭からふすまにぶつかったミニシゲヲはわんわか泣いて、
黙っていたけれど、ふすまに穴が開いて、
僕は一瞬緊迫したけれど、
妻ちゃん松が大笑いしていたので、
これも微笑ましい惨事とする事にして店を出た。

大変長らくありがとうございました。

写真は、美女が誘う様な看板。
写真は、僕のお値段。
写真は、大変危険そうな犬のうんこ禁止。

お粗末様でした。
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# by fullinuyamayuge | 2007-02-13 14:12

いつでもどこでも


おんなじ顔のあの子は置いといて、
クライアント側に古田新太氏と阿部サダヲ氏、
代理店側にバナナマンを配したあのCM。
キャスティングの妙とでも言うのか、
中途半端にリアルで大変面白いなぁと思ったり、

番組に文句を言って、
納豆買いましたぁ、踊らされてましたぁ、
と証明してみせるなんて、
自分なら出来ないなぁと思ったり、

産む機械なら、
お前さんは機能停止の「種」製造器?
え、俺も?と思ってみたり。

そんな毎日を送っておりますが、
皆様におかれましては、お元気でしょうか?

年明けから2/3まで、本番やら面会やら飲酒やら喫煙やら、
何となく慌ただしかったのだけれども、
ようやっと少し余裕が出来た。
書きたい事は山ほどある。

突然思い出した旅の話。

それに、あの方が気に入ってくれて嬉しい、
三茶のあの喫茶店で、初めて二階の席に通されて、
内装やら雰囲気に感激した事。

下高のカフェを終えて以来、
久々に逢ったanuさん達に聞いた話。

ある番組で観て、あぁこんなに同志がいたのかと思った、
ダムマニアの事。

そして何より、
サシで呑んであんなに笑ったのは何年ぶりかと
思うほど楽しかった、夜の話も書かねばならぬ。

少し前なら、
最後の「る」を「ら」と「る」の間で発音して、
「チョーうけるぁ」としか言わなくって、
すぐさま会話を終わらせてしまっていたあの人が、
梅酒を飲みのみ、あんなに沢山語ってくれようとは、
全く想像も出来なかった。

先方は、こちらが真面目に語った部分の、
ほとんどは忘却の彼方であるとは思うけれど、
僕にとって忘れ得ぬ夜であった。
時間が経つのは早いけれど、それも悪くないなぁと思う。
しかしここに詳細を書く訳にはいかぬ。

久々なので勝手が分からない。
こんな日は写真を貼って終わろうと思う。

一枚目は、そんなに長い時間の開催は如何かと思う大会。
二枚目は、使いようでは便利になるかも知れない不法投棄物。
三枚目は、興奮して語気が強すぎる学級委員みたいな注意書き。

大変お粗末様でした。

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# by fullinuyamayuge | 2007-02-08 14:11

年賀

というスタンプは、
なかなか重要なのである。

ここの所、何だか忙しく過ごしている気がする。
何となく時間が足りない。

しかも日曜日に新小岩で「ペコちゃん並に腫れる」
話を聞いて、うっそーんと思っていたのに、
深夜に伊集院光氏並に腫れた左頬。

朝イチで日大通り名物、エキセントリック歯科に行ったら、
すぐに切開すかさず抜歯。未だに口を開けるのが痛い。
素敵なイブと聖夜であった。

で、スタンプである。

この時期はどこに行っても皆さん必死で年賀状を作っている。
僕など、毎年早い時期に元旦配達を諦めて、
昨年などは最初から「寒中見舞い」を作った。

しかし、同業者でも真面目で几帳面な方は、
キチンと元旦に間に合わせるのだから凄いなぁと思う。

今年は既に二通も年賀状を頂いた。
どちらにも「本年も宜しく」と書いてあって、
そうなると後数日の「宜しく」なのであって、
もしかすると激烈な遅配で届いたのかも知れぬのであって、
ちびまる子ちゃんのネタにも昔あったのであって、
考えても仕方ないのであるけれど、
送り主に報せるべきか悩んでいる。

自由が丘のあのスタジオの人は、大変気配りの出来る真面目な方で、
御茶ノ水のあのライブハウスの人は、働き者で几帳面である。
そう言えばどちらもブッキングマネージャーである。

元旦に間に合うように、早い時期から準備されていたに違いない。
恐らくブッキングの要諦は早い準備なのである。

しかし、早いにも程があったお陰で、
遅いにも程がある事態が起きて、
ほっぺを腫らせた僕が、
抗生物質片手に悩んでいる。

皆さんにも「年賀」スタンプの再確認をお願いしたいのである。
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# by fullinuyamayuge | 2006-12-28 22:09

仕事場で

Macを立ち上げようとしたら、
目が合った。

犬神家の一族のスポットを観る度、
東京国際映画祭の赤絨毯を思い出す。
何もあの面のまま歩かせなくてもと、何だか切なくなったのである。

が、今日は犬山家の一族である。

写真は、知らぬ間にiwataxさんが描いて下さって、
モニターに貼って帰った似顔絵というか、やはり似顔絵。
皆さんが言うには、大変似ているそうなのである。


先日、知人宅にお邪魔した。
大好きなご家族のお家であって、いつもうんまいご飯をご馳走になるので、
長居をしたあげく白目をむいてからでないと帰って来れない。

訳あって、今回は甥っ子姪っ子も同伴でお邪魔した。

いとこ同士なのに兄妹のようで、
つくづく似てる二人だなぁと思って見ていて、
何が似てるって眉毛と目だよなぁと言ったら、
どうやら僕にも非常に似ているそうである。
そうなってくると、モニターに貼られた絵は、
あの二人にも似た絵なのかも知れない。

特に姪っ子には気の毒な気もするけれど、
この一族の定めなのかもしれない。

一族と言えば、一族の者がその昔、
エノケンさんの所にいたそうである。
「門衛右五川石ふ歌」
とかそんなプログラムや写真が実家に残っている。

最近、家のMacのデータ整理をしていて、
このフォルダは何だっけと思って開いたら、
以前帰省したおりに撮影した宣材写真の写真が出てきて、
何だか良いので掲載させて頂いた。
昭和11年頃のものだそうだ。

さて最近は、鬼が笑おうが笑うまいが、
来年12月半ばのスケジュール出しまでしていて、
しっかりしないと色んな実感を見失いそうである。

昭和11年に思いを馳せても答えはないけれど、
とにかく足の裏で地面を確かめて、
顔だけは上に向けていないといけないなぁと、
そんな事を考えている。

遅ればせながら、フーミン誕生日おめでとうでした。
今はどの大陸にいるのだろう?
近々、大人物フーミンをご紹介させて頂こうと、
そんな事も考えている。

そして何より、
iwatax様、ありがとうございました。
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# by fullinuyamayuge | 2006-12-19 22:07

ぶらいちとせんはち

って言われても、全く分からない。

まだ21・2歳の頃、会社の飲み会が跳ねた帰り道、
上司のタクシーに便乗した車内で気分が悪くなった。
窓を開けながら「飲み過ぎました」と言うと、
上司は真顔で「るいわちいきも?」と語尾を上げて言った。
全く分からない。

タクシーを降りてホテル帰るまで、
るいわるいわと考えて、ベッドに入る頃になってやっと、
「あ、気持ち悪い?と聞かれていたのか」
と分かった。

関係ないけれど、書いてて思い出した。
「うるかす」が方言だなどとは、
数年前まで思いもよらなかった。

で「ぶらいち」である。

「ブラームスの一番」をそう言うのだそうで、
「ベートーベンの第九」は「べとく」と、
早く人間になりたくなるような呼び方をするそうだ。
小木ちゃんは「オケ業界では普通です」と言うけれど、
しかしマーラーの曲なんかどうするのか?とも思う。

で「せんはち」である。

「千八百円のルーズソックス」をそう言ったのだそうで、
「千六百円」のは「せんろく」と言う訳である。
今や死語ではあるけれど、コギャル達は「あの子せんはち履いてる」と、
街中で査定し合っていた訳ですと、なつみかんさんに教えて頂いた事が
ある。が、違うかも知れない。

anuさんのトコで、美術さん達が使う「せっしゅうする」の話をした時、
語源が早川雪洲氏だと聞いた時も大変驚いて、
アメリカだったら「ウエインする」とか言うのだろうか?
と考えた。

ここまで書いてまた思い出したけれど、
「ねっぱす」が方言だなんて、考えた事もなかった。

で、毎度話が分かりにくいけれど、
この後もどうなるか分からない。

ここの所、身近な人達が僕にとって、
懐かしかったり馴染み深い街に行くとか行ったとか、
そんな話が多い。

青森の弘前には、るいわるいわと悩んでいた頃から数年間、
毎週の様に出張していた。

冬の時期はなかなか大変で、ちゃんもつさんとツアーに出た時は、
高速が不通になって、猛吹雪の中、山道を叫びながら走って、
ようやく辿り着いたら、街中の方が雪深かった。

もっと前の一人出張では、昼過ぎに町はずれのスタジオに入り、
夕方になって外に出てみると、路駐していた車が跡形もなく雪に
埋まっているし。あそこにあった電話ボックスはどこに行ったのかと
考える事など、本当にざらであった。

地元の小母さんの言葉が、本当に印象に残っている。
それで益々弘前が好きになったのだけれど、
僕らが「綺麗だなぁ」だの「風情がある」だの言っている雪は、
暮らしの上では凄く邪魔なものなんだろうなともつくずく思った。

彼女は「雪かき」ではなく「雪片付け」と言った。

でも何故か、冬の弘前にまた行きたいと本当に思う。
住む訳でなく、無責任な話ではあるけれど、
仕事も含めて旅に行くなら、その土地の一番厳しい季節に訪ねるのが、
何だか一番良いと、昔から思っている。

今日は特に話が飛んでいる。
本当はもう少しまとめたかったけれど、
今飲んでいる泡盛「十年古酒 原酒」がどうにもいけない。
だいたいどれがホントの名前なのか分からない時点でもういけない。

ので、半端に終わってみる事にする。

写真の一枚は「それでも女子高生の意地」
他の二枚は近所で見つけた「カムフラージュ」と「攻撃の瞬間」。

で、今本当に書こうとした話は全然違かった事に気付いたけれど、
今更どうにもならないのである。

失礼致しました。
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# by fullinuyamayuge | 2006-12-16 22:05

心の酒です


岩手川。

というCMは、やんやんややぁん八木山の、
というCMと並んで、とても印象に残っている。
恐らく大変ローカルな話だとは思うけれど、
仕方がないのである。

僕が子供時分でもフィルムには雨が降り、
とても古い映像なんだと分かる代物。

男性コーラスグループの歌が盛り上がりを見せる中、
囲炉裏で差し向かって談笑している爺さんが二人、
何故かダラダラと喉元に流しつつ、と言うか、
恐らく半分は胸元にこぼしながら、
「岩手川」を酌み交わしていた。

未だに僕は、酔ってビールをこぼしたりすると、
密かに頭の中で「心の酒です〜」と歌っているし、
「ブエナビスタソシアルクラブ」の予告編を観た時には、
映像の質感が似ているなぁと思ったりもした。

今思えば、「新日本紀行」の様な映像だった。
フィルムはやっぱり味があるなと思う。

心の酒はさて置き、
印象に残る出来事と味の話。

甥っ子の顔を立てて下さって、
客席中央でピンスポを当てて頂いた、
iwataxさんはじめ皆さんの、真の男の優しさも、
本当に見習いたくて印象深かったけれど、
失礼ながら今日はその事ではない話。



味が有りすぎる、
マキちゃん、じゅんちゃん、うんちゃんの
『ちんどんうさぎや』が、近日公開の「シルバー假面」に登場する。
そして予告編があそこにアップされている。

ココ


そしてそして、以前にも書かせて頂いた、
これまた味があってメンコイ、マスタさんの写真満載サイトを、
もうひとつご紹介させて頂きます。トップページも勿論だけれど、
「Live Report」ページも、マスタさんの写真が光っている。
是非ご覧頂きたいなぁと思う。

ココ


心の酒から始まって、最後は沢山のご紹介であって、
またまた長くて申し訳ないのも分かっている。

しかし、みんなフィルム映像の様に格好いいなぁと思うので、
これも仕方がないのである。
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# by fullinuyamayuge | 2006-12-07 22:04

タイの


チェンマイにある動物園では、
パンダの飼育係が悩んでいるそうだ。

お年頃のメスパンダ、リンフイちゃんが発情しても、
同じくお年頃のオスパンダ、チュアンチュアン君が、
いつまでたっても大人の自覚を持たず、
そんな訳で遊びと食事と睡眠にしか興味がなく、
大体にして、交尾の仕方を知らなそうな位ガキんちょで、
全く子孫繁栄など考えてくれないからだそうだ。

で、獣医のカンニカ氏を筆頭に、
専門家達が知恵を絞って出した解決策は、

「ポルノビデオを見せて、交尾の仕方を覚えさせる」

きっと必死なのだと思うのだけれど、
これはカンニカ家の子孫繁栄に一役買うだけという、
そんな気がしなくもない。
そして何だか、タイのお国柄はやっぱり素敵な気がする。
などと考えておりますが、
それから同時に注文された「パフェ」と「キムチ」を、
目の当たりにして、それが脳裏から離れなくなっておりますが、

それから初めて聴いた本物の「ホーミー」にショックを受けて、
耳から離れなくなっておりますが、

それから緊張と弛緩が交互に来るような現場が続き、
やっぱ楽しいなぁと思ったりしておりますが、

お久しぶりでございます。皆様お元気でしょうか?

そして本題は、全く違うほのぼの世田谷線の話。

8月に仕事場の引越があった関係で、毎日世田谷線で通っている。
以前の明大前、渋谷という二大難関での乗換がなくなっただけでも、
心身共に大変楽になった。

しかもやはりのんびりと言うか、懐かしいと言うか、
久々な体験を沢山している。

ある日、打ち合わせに直行した帰り道、
下高井戸から世田谷線に乗り込んだ。
やって来たのは、婆さん三人組。

正確には、大婆さんと中婆さんと婆さん。
大婆さんは優先席へ、中婆さんと婆さんがこっちに来たから、
席を譲ったらどうもどうもと中婆さんが着席。
手提げをガサガサひっくり返し、何かを探し始めたなぁと
思っていたら、婆さんに「これをあの子にあげなさい」と手渡し、
あの子とは僕である。

受け取ってみたらキャラメルとガムで、
中婆さんは「嫌いじゃないでしょ?」と言った。
昔はこんな事良くあったなぁと思いながら、
キャラメルを舐めて若林で下車。

いつもの喫煙場所に行くと、小学生の女の子が二人、
寄り添って座って、手元をくにゃくにゃさせている。
何かなぁと思っていたら、夕焼けの日差しを使って、
影絵を作って遊んでいた。懐かしいなぁと思いつつ、
このご時世、女の子に下手に声をかけたらあっと言う間に
不審者になってしまうから、黙って見ていた。
ら、「ハト出来る?」と声をかけられて、
煙草も吸わずに、しばし一緒になって遊んだ。

バイバイと手を振って、仕事場に向かいつつ、
いつもの道を歩いていたら、豆腐屋の婆さんに、
「今日は遅いから具合でも悪いのかと思ったよ」
と言われて、いやぁとか言いながら特売の缶コーヒーを買った。

そんじゃあどうもと歩き出そうとして、
気が付くと影絵少女達がくっいて来ていた。
顔見知りらしい豆腐屋の婆さんと三人で手を振って、
もう一度バイバイと言っている後ろでは、銭湯の煙突から煙が出ていて、
踏切の向こう側では、発車しかけた電車が、手を振って走って来た
高校生の為にもう一度ドアを開けていた。

別に昔ながらのものが全て良いとは思わない。
ましてや、何丁目の夕陽だか知らないけれど、
最後の最後に子供に変テコな台詞を言わせるのなど、
あざとくて嫌になってしまう。

けれど、気付かないでいただけで、
結構色々残ってるじゃんと思って、
それだけでも仕事場が移って良かったなぁと思った。

ので、こんな事を書いている。

で、この流れで書くのも如何なものかと思うけれど、
マイミクのマスタさんは、大変良い写真を撮る方である。
7月・8月・11月は二本、現場で一緒に仕事して、
人柄とセンスの良さがとても良く解った。
紹介してくれたUNO☆1さんに感謝。

ご本人に「mixiで紹介」と相談して、
ご承諾を頂いてから随分時間が経ってしまった。
マスタさんが撮った写真満載のサイトを、
遅ればせながら、ここにご紹介させて頂きます。

http://kosugi-jurota.com/ http://kosugi-jurota.com/

また順次、微力ながらご紹介致します。

で、マスタさんの話の後で恐縮ですが、
写真は、終電逃して歩いた折りに世田谷線沿いで見つけた、
持ち帰れということかという貼り紙。

写真は、千葉の山奥現場に行った折に改札口で見つけた、
至極哲学的な貼り紙。

写真は、雨の前にお月さんを撮ってみたもの。

本日も長々失礼致しました。

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# by fullinuyamayuge | 2006-11-10 21:58

生まれて初めて


バトンって言うの?やってみた。
オギちゃんありがとね。

で、写真はNTTに住み着いた猫軍団の、
狙ってるとしか思えないポーズが二枚。
豪徳寺の昭和なラーメン屋で目撃した、
帰りたくないわんこが一枚。

奨められると嫌になって、
止められると行きたくなる。
みっともなさと懐かしさ。
少し楽し苦しいのも悪くない気がする。

そんでバトン↓

小さな→世界

夜の→手紙

イエロー→マジック

東京→日和

スター→チャンネル

怪傑→ハリマオ

紅白→餅

日清→パワステ

アメリカン→グラフティ

ブルー→ジェイウェイ

雨の→音

大きな→期待

ホワイト→バランス

お笑い→芸人

電気→アンマ

ジョン→ジンバブエ

幸せの→境界線

大阪→名物

少年→時代

マイケル→J・フォックス

宇宙→規模

さすらいの→用心棒

博多→ラーメン

シティ→ファンダメンタルス

電子→メール

ガラスの→ピアノ

赤い→声

山口→さんちのツトム君

デヴィッド→シルヴィアン

田中→角栄

ホテル→エンペラー

電動→こけし

青い→声

山田→太郎

ミスター→オクレ

白い→粉

ジョージ→川口

横山→やすし

笑福亭→銀瓶

レオナルド→熊

恋の→馬鹿馬鹿しさ

スーパー→ジャンキーモンキー

ハウス→バーモントカレー

日本→経済

夢の→混乱

ジェット→ストリームアタック

天使の→戸惑い

悪魔の→優しさ

優しい→キチガイ

悲しき→喜劇

ラブ→アタック

チキン→レース

ムーン→ライダース

わがまま→言いたい今すぐ逢いたい

地獄の→料理人

適当な→人間

桂→小倉

ラスト→セックス

四月→の嵐

幼なじみ→な筈でも

11月→の切なさ
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# by fullinuyamayuge | 2006-10-24 21:46

うどん屋でした?

とだけ書かれたメールを受信した。
何が気になるかと言えば「?」である。

何だかシュールなこの文面をしばし眺めながら、
送信者は盟友である、何の意味もなく届く筈がない。と考える。
しかし幾ら必死に考えても、全くもって意図がつかめない。

そう言えば今日は、かなり真剣な仕事をする日だという。
もしかしたら煮詰まって暴走を開始したのか?
それとも思いの外上手くいって、暴走を開始したのか?
何と返信したら良いのだろう?
ここはひとつ誠に大人で寛大な対応を執らなければいけない。
何しろ僕は、顔面宇宙と呼ばれた男なのだ。

自身に自信を持ってここまで考えた後、
いや待てよ。うどん屋の話はデジャブー並だなぁ。
と思い至って、いつも以上に汗をかいた。

仕事場の近所にオープンしたけれど、中の様子が全く見えぬ謎の飲食店。そこが「うどん屋でした」と、全く別な人に送った積もりのメール。
宛先の入力を面倒がって「返信」を使用したメール。
これが、まさに真剣勝負をしていた盟友に届いてしまった。

そんな場で受け取ってから、誠に大人で寛大な対応で、
「?」だけを付けて返して寄こしてくれたのだ。
自身の自信は地震の様に揺らいでしまった。
文明の利器とは諸刃の剣である。だから頼ってはいけないのだ。
大変大きな教訓になった。
とか言う屁理屈は置いといて、大変失礼致しました。


と、ここで日記を終わらせられる程、
僕は思い切りが良いタイプではない。
今日こそ古本の話をしないと気が済まない。

とても好きな作家、宮脇俊三さんという方がおられた。
近年亡くなってしまったけれど、知識と言うより教養を感じる文章で、
飄々と、しかし実直に書かれている作品は何度でも読み直したくなる。
特に「時刻表昭和史」の中の、昭和二十年八月十五日のくだりは、
描写と比喩を鬩ぎ合わせた奥の方から真意が湧き出てくる名文で、
何度読んでも鳥肌が立つ。

数年前、税務署に呼び出された帰り道、
東松原の喫茶店でお見かけした折り、丁度鞄に入っていた氏の本に、
図々しくもサインをお願いした事がある。
「お仕事は如何ですか?」と聞いて下さった氏に、
「あまり調子が良くなくて、おまけに税務署に呼ばれた帰りです」
と答えると、似顔絵で見たそのままの、少し困ったような顔で笑われたのが印象的だった。尚、氏はその少し後に入院されたそうである。

裏表紙に僕の名前と氏の名前、それに日付が書かれたその本は宝物だ。

で、
これも数年前の誕生日、僕が生まれた年、生まれた月の時刻表を、
民蔵さんがわざわざ古本屋で探して、価格交渉までして、
プレゼントしてくれた事がある。
何しろ新幹線がまだ新大阪止まり、飛行機は庶民には高嶺の花。
日本中が万博で大騒ぎしている時代の時刻表。
広告を見ているだけでも飽きないけれど、万博のパビリオン紹介も面白い。
そのパビリオン紹介に、沢山の印が付いている。
巻頭の路線図にも、色々な印が付いている。
恐らく前の持ち主が、万博に行く前に付けた印なのだろう。
そう思いながら巻末を見たら「東北大学工学部一年 工藤○○」と
名前が書いてあった。
そうか、受験が終わった夏休み、万博に行ったんだなぁ。
大学生だった彼は今、五十代の半ばになっている。
贈ってくれた民蔵さんは、万博の年には生まれてもいない。

民蔵さんが行った古本屋さんは、うちの近所にある。
その店で、文庫版だけ持っていたロバート・キャパの、
初版ハードカバーを見つけた。つい買って自宅で開くと、
巻末に「1967年11月 ○○妙子」と書いてあった。
その年には僕も生まれていない。

で、最近同じ店で、中公版の『ゾルゲ事件』を買った。
開いてみると「○○新聞○○部 松崎○○」という名刺が入っていた。
なんだ、もらった名刺を枝折り代わりに使ったのかと思いながら進むと、
「55年9月30日迄有効」と書かれた定期券が出てきた。
氏名欄には「松崎○○ 49歳」と書いてある。
なんだ自分の名刺かと思いながら考えてみたら、
今は75歳になっているのだなぁと気付いた。

その古本屋「豊川堂」の親爺は、僕の嗜好を既に完璧に掴んでいる。
少し前「あんたこれ好きだよ」と断言された本。
この本は、前記の宮脇氏が書評で絶賛していた作品。
またつい買ってしまって巻尾を見たら、
著者が「○○さんへ」と、サインをした本だった。
何だか少し寂しくなった。

mixiでも足跡を辿るのは楽しい。
でも、古本で偶然残った足跡に気が付くと、
色々考えたりして、それもとても楽しくなる。

で、写真であるけれど、
昨年の夏、甲州街道のビュンビュン車が通る横に設えられた、
「夏祭り詰め所」で、御輿を守る名目で酒盛りしてる年寄りの中に、
豊川堂の親爺がいた。東京でよく見る景色。
親爺はとても似合っていた。

親爺の足跡も辿ったら面白そうなんだけれど、
今の所はまだ辿れないでいる。

いつも同じ締めで恐縮ながら、
本日も大変長い長い文章で申し訳ありません。
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# by fullinuyamayuge | 2006-07-13 21:39

鷺と燕とボールデン

久しぶりの日記なので、またしても加減が分からない。
きっとまた長くなる。

ここ暫くは何をしていたかと言えば、
真面目な話、とても身になる現場で色々とやっていた。
やはり長年第一線を張っている人は、何と言うか迫力がある。

その他何をしていたかと言えば、
麗しのゴールデン街で、uno☆1さん、オギハラちゃんと、
どんぐりまなこさんも巻き込んで、感謝感謝と物真似しながら、
大変沢山どんがと呑んで、寸分ずれのないハモも聴いて、
そのまま朝方の蕎麦屋で濁り酒を呑みながら、回転する球体の神秘について、
宇宙まで届きそうな激論を交わした。

話は飛ぶけれど、
今号「西原理恵子特集」のユリイカはやはり秀逸で、
自称「エロ上がり」の西原理恵子氏と、
自称「ガロ上がり」のみうらじゅん氏の対談は、
電車内で読むのがお薦め出来ない程面白く、
極僅かにちりばめられた本音と言うか、感覚にもイチイチ唸ってしまう。
特に「下品」について語るお二人の言葉には、溜飲が下がった思い。


さて、
最近全く知らない方の足跡が沢山あって、
驚いたり喜んだり面白かったりしております。
と言いながら、マイミクになって頂いた方でも、
お逢いした事のない方や、逢っていても僕の本名をご存知ない方も
いらして、「キングさん」とか「まゆキンさん」とか言われたり、
「あ、まゆげに返事書かなきゃ」と思って頂いたり、
面白い世の中になったなぁと思いつつ、ついつい足跡から色んな所に
遡ってしまったりする。

先々週の土曜日、久々に川と川跡を遡って歩いてみた。
仕事が思いのほか早く片付いたので、目黒から豪徳寺経由で自宅まで、
写真を撮りつつずったら歩いて、大体二時間の道のり。

目黒川を遡り、恵比寿を望み、中目黒を経由して、
池尻から上流は蓋をされた川跡を、三宿、代田、下北、
環七渡って梅ヶ丘、そして豪徳寺で世田谷線に辿り着いた。

途中、川に蓋をしたくせに、わざわざ人工の川を造りなおした、
池尻付近の不自然な自然の中で、一羽だけ取り残された鷺を見かけた。
遠くからだと置物かと思うほど、微動だにせず川面を見ている様子は、
何となく瞑想する哲人の様に寂しそうだった。



その他、以前撮影させてもらった床屋さんや、
人生で二番目に熱い思いをした、これも古くて味のある銭湯、
「代沢湯」がセットで更地になっていたり、
屋号に「水車」が付いた、川跡横の米屋さんを見つけたり、
興味津々で歩いたせいか、意外と短く感じたのが不思議だった。

目黒川もコンクリで四角くなっているので、そうなる以前、
歩いた道が全部当たり前の川だった頃の景色が観てみたかったなと思う。

で、この話に関連させて、古本の話を書こうと思ったけれど、
今回もそれは見送る事にして、日曜に行った月見湯の話も見送って、
最後はまたまた視線の話である。

風呂屋の帰り、旨いコーヒーを飲もうと歩いている途中、
閉店したクリーニング屋の軒先から視線を感じた。
近寄ってみたら燕が一羽、
ただじぃーっと見下ろしている。

これまた哲人級に身じろぎもせず、目はもの凄く小さく丸く、
顔中がこれ口という姿、何だかメンコイ年寄りみたいな顔で、
ただじぃーっと見下ろしている。

暫く見ていたら、親鳥が帰ってきた。
そしたら急に年寄りが雛に戻って、
ぴいぴい甘え声を出して餌をねだった。

もしこの前の鷺が見たら、羨ましがるのかなぁ、
それとも燕が鷺を羨むのかなぁ、
コーヒーが飲みたいなぁ、
と思いながらまた歩いた。

明日と言うか今日、少し大きな仕事がある。
何だか緊張して、また長々書いてしまってすみません。

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# by fullinuyamayuge | 2006-07-05 21:37